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【THE MUSICAL LOVERS】にて、ミュージカル『アニー』についての連載コラム
が 始まりました!
7/11 NEW!!
以降は「ウォーバックスさんの財力」等を取り上げる予定です。
よろしくお願いいたします!
☆!ブログの無断転載・転用・お断りします!☆
☆☆文中 リンクがあるものは わたくしの当時の記事またはオフィシャル記事などに飛びます☆☆
☆!鑑賞レポートはすべてネタバレです!
(メモを取っていないので、間違いがあるかもしれませんが)☆
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ダイワハウスpresents
ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』
7月29日土曜マチネ(貸切)に 行ってきました。
☆初日(前田ビリー)の感想は
ビズタワーでは ビリーの曲の自動演奏が!
あらためて 観て
家に帰って来て アーサー・スカーギルさまの演説を聞いておりますが
実際の時代をベースにしているものは
その時代背景をわかっていたほうが
何倍も面白いわけで
アニーも、2017年新演出から
「民主党員ローズベルト大統領と、共和党員ウォーバックス」
という立場での関係性がクローズアップされるようになったことを
にて
解説しました。
どの政党を支持しているかを 知っているほうが
物語が わかります。
この物語は特に
サッチャーが保守党
炭鉱夫たちは 労働党を支持していたこと(労働党の支持基盤が炭鉱夫だったこと)
は、絶対に押さえておきたいポイントです。
(と同じく ダルドリー監督の
も イギリスの歴代首相を知るのに おすすめです。)
保守党のサッチャーが、それまでイギリスを支えた炭鉱夫たちの権利を奪って
採算のとれない炭鉱を閉山し、警官の暴力OKで 彼らのストを取り締まった。
(イギリスの同性愛権利法案は労働党が動かした。それは炭鉱組合が動かしたことは でどうぞ)
舞台では 炭鉱夫たちが 1年間ストしてるけれど
生活はどんどんひっ迫している。
給料もなく、食べ物や生活に困ったとしても
それだけ、権利のため 誇りのために 真剣だった。
炭鉱夫たちは 身内がスト破りさせないように 仲間内で見張り(ピケッティング)をつけた。
スト破りは、少なくとも 炭鉱町のコミュニティでは 生きてゆけない。
町の産業といったら 炭鉱だけだし
皆は 運命共同体。
朝に潜ったら 夜に皆で帰るまで 単独で戻れない 深い穴。
トイレすらないようなところで お弁当を食べて
ときには背丈よりも低い道を ガスや落盤の危険とともに 進んでゆく炭鉱夫たちの結束は 固かったそうです。
その スト破りが 舞台で3回は出てくるのだけど
1回目:
オープニング「The Stars Look Down」で
集会所に入って来るスト破りが
「スト破り!スト破り!スト破り!」
と 追い返される。
この 1回目、
わたくし 、完全に気づいておらず
でも 最初は気づかず
常に 新鮮なのだけど、
2回目:
ビリーの父ちゃんが スト破りを決意するときに
「正気に戻ってくれて嬉しいよ」
って 言ってるんだけど
上記 2回に気づかないと
3回目:
ビリーにお金どっさりくれるとき
「誰だ!」
って 新鮮にビックリしちゃうよね・・・
その 3回目、
ビリーが皆から 支援してもらうも
皆の善意が 安宿代にもならない中、
本来 この場面に貼られているはずの
「LABOUR ISN’T WORKING」のポスターが ない!!
彼らが労働党支持団体だということを
ここで説明しているのに
そして労働党が サッチャーの保守党に対して てんでダメだ、ということも 示しているのに
なんで日本版では 掲示されないのだろう?!
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さて、本編。
とのキャスト違いは
ビリー:木村咲哉さま
父ちゃん:益岡 徹さま
マイケル:城野立樹さま
オールダ―・ビリー:大貫勇輔さま
デビー:佐々木琴花さま
トール・ボーイ:山城 力さま
スモール・ボーイ:岡野凛音さま
です。
♪夜を 越えてゆけ~
と 超いい声の オープニング。
に プラカードチェックしましたが
「DON’T LET OUR TOWN DIE」(われらの町を死なせるな)
「OUR JOBS, OUR LIVES」(われらの仕事は、われらの命/人生/生活だ)
も あることが わかりました。
今回は ご主人さまと 行ったのですが
ボクシングコーチ・ジョージ(小林正寛さま)の
「サッチャーのパンティの中のほうが
まだ ピチピチしとるとよ」よりも
「俺たちは 違う世界線に 生きとる。
お前はモハメド・アリ
お前はカシアス・クレイ」
の 同一人物ギャグに ウケちゃう56歳・・・
もちろん客席のキッズは、同様 ぽか~ん。。
この日のビリーは 木村咲哉さま。
最年少(2006年生まれ!)で、
椅子を持つとき 椅子が身体に対して大きくて
「重くない?」と 余計な心配をしてしまう 42歳のわたくし。。。
っていうか ビリー、
踊り以外にも セットをうんせうんせ出したり
そもそも出ずっぱりなんだよねえ。
パンフレットで 木村ビリー「Angry Dance」はへとへと
と書いていらしたけれど
ビリーは本当に 体力勝負です
しかし 小柄だからこそ
木村ビリーが、どんどん強くなってゆき
ボクシングやっていたときよりも バレエのときのほうが 強くなってゆくのが
舞台上で リアルにわかるようでした。
初めてバレエをやって、その帰り道の影が大映しになるとき
踊りに目覚めた瞬間の 心の機微も 伝わってきます。
その友だちのマイケル・城野立樹さまも
普通の友だちを演じていて
普通の友だちや 普通の母ちゃん
ただの友だちで ただの母ちゃん
そういう存在こそが 心地いい 唯一の人なんだよね。
そうそう、は
端っこ席で観たから 見切れたけど
「Grandma’s Song」で 男性たちが 窓から出てゆくところ カッコいい~~
より後ろだけど センターだったので
「ACTは センターのほうが 見やすい」ということが 判明しました。(どこの劇場もそうか?)
「Shine」では どんどん上手くなるビリーに対して
ウィルキンソン先生(柚希礼音さま)が 目をかけ出すと
一番 上手くできる女の子(ティナ・ハーマー:秋山綾花さま)が むくれちゃうのですね。
(バレエガールズのほか、スーザン・パークス:井上花菜さま、シャロン・パーシー:出口稚子さまといった大人キャストも 見た目 完全 少女のように 踊っています)
「Solidarity」、
ビリーがボクシングに来ないことで
「なあ、お金、キツイんだったら 対策考えようや」と言ってくれる コーチの言葉が
あだになって
父ちゃん(益岡 徹さま)が乗り込んでくるとき
父ちゃんが ビリーに暴言を吐き
そしてビリーが「父ちゃんのろくでなし!」と言うと
その都度 バレエガールズが
「はっ」と 一斉に口を覆ったり 顔を覆ったり 目をふせるの
面白いよね~~
「ろくでなし・・・あっ しまった」と 逃げ去るビリーの幼さも いとおしい。
本当は父ちゃんが好きだから
「Deep Into the Ground」で 言葉に詰まった父ちゃんの後に続いて
歌ってくれるビリーの 優しい声に 涙してしまう。
そういえば、「Merry Christmas, Maggie Thatcher」で
マイケルの景品が 最初 サッカー選手のサインだったの、
あれって サッカー好きなエルトン・ジョンさまへの サービス台詞なのでは
と
ご主人さまが おっしゃっていました。エルトン・ジョンさまといえば 『パレードへようこそ』で アレでしたが この作品で 贖罪(?!) したよね。。。
父ちゃんも 優しい。
「He Could Be a Star」での 涙の訴え。
・・・あれ?
父ちゃんはスト破りをしたんだ、って の感想で 書いたけれど
してなくて、兄ちゃんたちにピケッティングされて 思いとどまったの??
どっちとも取れるな・・・
スト破りのお金で ロンドンのオーディションに行くビリー。
「お札は スト破りから もらいました」
とか
カセットテープを巻き戻すシーンは、
やっぱり なかったなーー
今の子は カセットテープが わからないからでしょうか。。。
(第一幕での 別の場所のオーディションでの
ウィルキンソン先生による「テープ持った?」は あったけど)
オーディション、ご主人さまは
のとき同様
審査員からの
「ストがうまくいきますように」
が 一番泣けたと いいます。
その前の 父ちゃんの
「あいつ、
俺の 息子なんです!」よりも、こっちな
労働者階級 ご主人さま・・・!!
炭鉱夫たち労働者階級は ストに負けて
誰もが「くそったれダンサー」になれるわけじゃないと 兄ちゃんが言う。
ウィルキンソン先生が 炭鉱夫たちに
中産階級と誹りを受けていたけれど、
ウィルキンソン先生だって この炭鉱産業でもっている町の
運命共同体であることを 炭鉱夫たちや父ちゃんに訴えていた。
王立バレエ学校に受かったビリーが ウィルキンソン先生に
「先生の幸運も、祈っとるよ」
と言うとき、
兄ちゃんが言っていた「俺らは恐竜」という言葉が
わたくしの脳裏をよぎる。
ウィルキンソン先生が ビリーに「あんたの中の
内なる原始人を 解き放つんよ」と言ったのは
もう、古いことに 縛られるなということでもあり
逆に ここに残る人たちは 化石になってゆくということ。
ウィルキンソン先生の娘・デビー(佐々木琴花さま)は
「パパは 会社の女の人と浮気して リストラされて
アル中だ」と言っていた。
ウィルキンソン先生にも少しの幸福をと 願うばかりです。
そして
ここにはキッズが わらわらといたけれど
彼らの未来は これからどうなるのか。
誰かここから 出られる子が いたのだろうか。
だって、あの後は描かれないけれど、
あの町の靴工場は どんどん閉鎖されて
モデルになった靴工場も つぶれたのです。
町全体をかけて行った スト。
この町を出て行くビリーが 最後に見ている旗は
町(Durham)の炭鉱夫組合の旗。
(「Durham Miners’ Association」で 画像検索すると
出てきます。)
炭鉱の町ごとに旗がある、というのは
たまたま を観ているから 知っているのであって
そもそも あの旗の説明が パンフにも劇中にもないから
何を見ているのか わからない人が 一定数いるのでは、というか
は 端っこに座っていたので 旗自体が全然見えなかった。
(本来は オープニング曲のプラカードの後ろに出ているはずなんだけど
プラカード読むのに夢中で いまだ気づけず。)
だけど 組合の旗が見えると
炭鉱夫たちが 1年間 この町で
すべてをささげて デモをしたこと、
ビリーはそれを 見てきたことが
胸に迫ってくるのです。
そうそう、新しく気づけたことと言えば、
ビリーの家って、裏口があるんですね。
「裏から逃げて!」
って・・・ビリー、最初のオーディション、裏から出かけることも
可能だったかもしれない?まあ、ウィルキンソン先生が 来ちゃったから
あれだし、外は本当に危険なんだけど。
そして、オーディションの合格通知を読むビリーのバックに
うっすらかかる 「The Letter」の インストゥルメンタル。
手紙を読んでいる、ということ、
そして、あの歌詞にある いろんな言葉が
観客に心に届く演出だったんだーー!
さて、この日は 貸切で
大貫勇輔さま(司会しているだけで 超素敵)の 仕切りで
撮影タイムがありました。
カーテンコール撮影OKということだった
れど
あの ビリーが みんなを指揮してゆくあれ ではなく
一回 幕をおろして キッズのみでしたが
キッズかわゆすぎる!!
それにしても、皆さま 11月までの長丁場
お身体 大丈夫なのでしょうか。
わたくしなど ビリージャンプをやっただけで
さっそく 腰に きて
湿布を 貼っています。
ビリーを肩車&ピラミッド頂点にしたり
辰巳智秋さまが リトル・ボーイを 肩でぶーんってしたり
ビリーが 父ちゃんに ぴょ~んと抱きついたり
腰にくる演出が 多すぎて ドキドキ!
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