羽生 メディケーション 健康から未来を考える
「新バラード1番 」を 中庭 健介氏が語った
「溜息が出るほどの美しく質の高いジャンプでした。
GOEのほとんどが《3》評価であったのは納得です。
4S// 3333333 ジャッジ全員GOE満点
3A/ 3333333 ジャッジ全員GOE満点
4T-3T 3333223 ジャッジ5人がGOE満点
予定していた4回転ループを4回転サルコーに変え、難易度を落としてことで、
ストレスを感じさせずノビノビと演技が出来ていました。
ジャンプだけでなくステップやスピンにも多くの工夫と成長が見られ、
同じ曲ですがバージョンアップしました。
演技の後半に入れ込んだ4回転トゥループ+3回転トゥループでは、
3回転トゥループで両手を上げました。
これは難易度の高いテクニックですが、進化の証明でしょう」
ジャンプはできる限り回転軸を小さくまとまるのが基本だが、
手をあげようとすると遠心力につかまって腕が流れ肘が曲がったり大きなミスにつながる。
中には、ジャンプのタイミングをつかめず
腕を上げようとするだけで飛べなくなるスケーターも少なくないという。
ヤフーニュース<前哨戦でフリー惨敗の羽生結弦は平昌五輪連覇に向けて不安はあるのか?>より
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タノジャンプ
タノジャンプとは手を上げて跳ぶジャンプのことだがその由来に驚く。
世界で初めてその技を披露したのはなんとブライアン・ボイタノその人だった。
彼はカルガリー五輪で、「ブライアン対決」と話題を呼んだ
ブライアンオーサーコーチのライバルだ。
ボイタのは3回転ルッツを手を上げて跳んでいる。
今 タノジャンプはオーサーコーチの弟子羽生選手の得意技である。
GOE満点のタノジャンプ SEIMEIの3A-2T
2015年のNHK杯トバルセロナファイナルの2回GOE満点のタノジャンプを披露した!
動画「羽生選手タノジャンプベスト5」をご覧ください
動画のタノジャンプ 最後にベスト1が登場します
●2014GPファイナルオペラ座の怪人 3Lz-2T
●全日本オペラ座の怪人 3Lz-2T
●GPF2013ロミオとジュリエット3A-2T
●GPF2014SEIMEI 3A-2T
●NHK杯SEIMEI 3A-2t
四回転からのタノジャンプ(SPプログラム後半最後)成功!!
今回オータムクラシックではSPで4回転からの連続ジャンプで綺麗に決めた。
それも疲れの出るプログラム後半の最後のジャンプで行い満点に近いGOE2.8を獲得した
これまでのタノジャンプでは連続ジャンプのセカンドの2Tで手をあげていたが
今回のように3Tにつけて成功したのは初めてだと思う。
(ヘルシンキワールドではレックレの4S-3Tの4Sでひざをついた後両手を上げた2Tを跳んだが惜しいかなコンビネーション認定はならなかった。)
羽生タノジャンプ手の美の進化
バラード1番は情熱のクレシェンド。
そのパッションの高まる部分に両手タノジャンプを入れた.
その手の動きの美しさよ。
スピードが高まりくるくるくると回るバラードの華
その美しい進化を中庭さんがしっかり評価してくれた。
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「自分の中ではまったくレベルの違うものをやっていると思いますし
、
実際にターンから入ったりとか、(コンビネーションジャンプの2つ目で)
手を上にあげたりとか、成長できていると思います。」(羽生結弦)